夜、巨大な蛸の絵に蛸じんの看板が光る。
小さな小さなこの店は舞妓さんにも愛されているたこ焼き専門店。
名前からやしきたかじんさんの店かと勝手に思っていたが、そうではないらしい（笑）。

　

割烹のような小奇麗な店でビールと一緒にたこ焼きが楽しめる。
勿論テイクアウトもＯＫ。



テーブルにてたこ焼きを頼む。見上げれば舞妓さんの花札がずらり。



美しいカウンター席には常連さんが並び、焼酎を飲んでいる。
店主は若く見えるが、たこ焼きに非常にこだわりのある方で、納得がいかないと店を閉めてしまうとか。
カウンター、テーブル席、小上がりもあり、テレビの奥には舞妓さんの団扇が綺麗に飾られている。



メニューはたこ焼８個入りが６００円。
所謂スタンダードなソースは甘〜大辛から、素焼きはしょうゆかだしから選ぶ。
トッピングは好みで追加。例えばマヨかけは１００円プラス。素焼き用には韓国のりなどがある。
一品は蛸料理。蛸わさは３００円と、飲み使いにも十分対応。



しばし後舟形の器にてたこ焼き登場。スタッフの方が本当に良く気のつく方で
人数分取り皿を用意してくれ、感動。
表面化かりっとしっかりと焼きあがっており、中はあつあつとろり。
良質の蛸を使用しているのが良く分かり、やはり蛸じんのたこ焼きは旨いなと思う。

難点は喫煙可なことだが、場所柄仕方ないか。この日は幸運な事に煙は無かったのだが。
暖簾が出るのは１７時から。大人のちょっとしたお楽しみである。

京都市東山区大和大路四条下る３丁目博多町６１
電話０７５−５５１−９３３３　営業時間１７：００〜３：００　※日曜定休